「看護師を辞めることになったけど、看護協会ってどうすればいいの?」 「転職先のクリニックでは『個人で判断して』と言われた。入り続けるメリットある?」 「毎年数万円の会費が引き落とされているけど、正直もったいない気がする…」
新人の頃、就職と同時に「半強制的に」入会させられた日本看護協会。 毎月送られてくる協会ニュースは封も開けずにゴミ箱へ行き、研修にも参加していないのに、毎年春になると数万円が口座から消えていく…。
そんな**「看護協会、入ってる意味あるの?」問題**に、終止符を打ちましょう。
結論から言います。 もしあなたが、看護師を辞める(あるいは協会加入が必須でない職場へ転職する)のであれば、無理して継続加入する必要は1ミリもありません。
看護協会は、医師会や薬剤師会のような強力な政治的圧力団体とは違い、あくまで「任意加入」の職能団体です。 退会しても、看護師免許が剥奪されることもなければ、再就職ができなくなることもありません。
この記事では、なんとなく払い続けている**「高すぎる年会費」をリストラ(削減)し、浮いたお金を自分のために使うための「正しい退会マニュアル」**を解説します。 また、協会を抜けることで失う唯一のメリット「賠償責任保険」の代わりとなる、格安の民間保険についても紹介します。
固定費を見直して、賢く生きるナースになりましょう。
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1. そもそも「強制加入」ではない!法的義務の嘘と本当
まず、一番の誤解を解きましょう。 新人の頃、師長や先輩から「看護師なら入って当たり前」「全員加入だから」と言われて書類を書かされませんでしたか?
あれは、**「職場の同調圧力」であって、「法的義務」**ではありません。
法律上は完全に「任意」
医師免許や看護師免許を持っているからといって、各職能団体(医師会・看護協会)に入る義務は法律のどこにも書かれていません。 実際、日本国内の就業看護師のうち、看護協会の組織率は約6割程度と言われています。 つまり、働いている看護師の約4割(10人に4人)は、看護協会に入っていません。
「入っていないと変人扱いされる」というのは、あくまで大規模な病院の中だけのローカルルール。 一歩外に出れば、入っていない看護師なんて山ほどいます。 まずは「辞めても法的に何の問題もない」ということを理解してください。
2. 高すぎる年会費、元は取れてる?
では、私たちは毎年いくら払っているのでしょうか? 看護協会の会費構造は少し複雑で、以下の3階建てになっています。
- 日本看護協会(本部): 5,000円
- 都道府県看護協会: 10,000円〜35,000円(※県によって大きく違う)
- 支部会費(地域): 数千円程度
これらを合計すると、地域にもよりますが年間15,000円〜50,000円程度になります。 さらに、新入会時には「入会金」も取られます。
会費の元を取るには?
この金額に見合うメリットを享受できているか、チェックしてみてください。
- 研修に頻繁に参加している: 会員価格(半額など)で受講できる。
- 協会の図書室を利用している: 文献検索などが無料でできる。
- 認定看護師・専門看護師を目指している: 審査料などが会員価格になる。
- 災害支援ナースになりたい: 協会への登録が必要。
もしあなたが、「研修なんて行かない」「認定看護師も興味ない」「ただ働いて給料がもらえればいい」というスタンスなら、完全に「払い損」です。 その数万円があれば、美味しい寿司が何回食べられるでしょうか? NISAで投資に回せば、20年後には倍になっているかもしれません。

3. 辞めても大丈夫? よくある「3つの不安」を論破
退会を迷う人が抱える「漠然とした不安」を解消します。
不安①:再就職に不利になるんじゃない?
【結論】関係ありません。 採用面接で「あなたは看護協会に入っていますか?」と聞かれることはまずありません。 病院側が気にしているのは「即戦力かどうか」「夜勤ができるか」だけです。 ただし、就職先が「看護部長が協会の役員をやっているような大病院」の場合、入職後に「入会してね」と圧力をかけられることはありますが、入職前に弾かれる理由にはなりません。
不安②:認定看護師の資格更新ができなくなる?
【結論】できます。 認定看護師や専門看護師の資格更新審査は、非会員でも受けられます。 ただし、審査料や更新料が「非会員価格(割高)」になる場合があります。 それでも、毎年の高い年会費を払い続けるよりは、更新の年だけ割高な料金を払う方がトータルでは安く済むケースが多いです。
不安③:医療事故が起きた時の「保険」がなくなるのが怖い
【結論】これが唯一の懸念点ですが、代替案があります。 多くの人が協会に入り続けている最大の理由が、**「看護職賠償責任保険(Willnextなど)」**への加入権です。 医療事故で患者さんに訴えられた時、個人を守ってくれる保険です。 これは協会会員限定の特典ですが、協会を辞めても入れる「民間の賠償責任保険」は存在します。
4. 賠償責任保険はどうする? 協会を辞めた後の「身の守り方」
「病院が加入している保険があるから大丈夫」と思っていませんか? 病院の保険は「病院を守るため」のものであり、あなた個人が訴えられた場合(個人責任を問われた場合)まではカバーしてくれないことがあります。 だからこそ、自分の身を守るための「個人保険」は必須です。
看護協会を辞めた後は、以下のいずれかに乗り換えましょう。
選択肢①:民間の看護職賠償責任保険に入る
これが一番スマートです。ネットで入れる単独の保険があります。
- 「看護職賠償責任保険」単体商品: 年間数千円程度(協会費より圧倒的に安い)。
- 特徴: 補償内容は協会経由のものとほぼ同じ(対人・対物補償など)。
選択肢②:転職サイトの特典を利用する
一部の看護師転職サイトや派遣会社(株式会社パソナなど)では、登録スタッフ向けに福利厚生として賠償責任保険を用意している場合があります。
選択肢③:クレジットカード付帯などを探す
一部のゴールドカードや、医療従事者向けカードには、業務上の過失をカバーする保険がついていることがあります。
要するに、**「保険のためだけに、高い協会費を払う必要はない」**ということです。 保険料だけで見れば、民間の商品は年間3,000円〜5,000円程度。 協会の年会費(数万円)がいかに「保険料以外の上乗せ」が多いかが分かりますね。

5. 師長にバレずに辞められる? トラブルにならない退会手続き
では、実際にどうやって辞めればいいのでしょうか。 「師長に『辞めます』と言ったら怒られそう…」 大丈夫です。師長を通さずに辞める裏技があります。
基本ルート:「施設代表者」経由
通常は、病棟の師長や、病院内の「看護協会係」の人から退会届をもらい、提出します。 しかし、これだと「なんで辞めるの?」「みんな入ってるのに」と引き止めに遭います。 退職と同時に辞めるなら、「退職しますので手続きお願いします」で済みますが、在職中に辞める場合は気まずいですよね。
裏ルート:直接「県協会」へ連絡する
実は、病院を通さずに手続き可能です。
- あなたの住んでいる都道府県の看護協会に電話(またはWebサイト)をする。
- 「退会したいので、退会届(変更届)を自宅に送ってください」と依頼する。
- 届いた用紙に記入し、**「施設を通さず、直接県協会へ郵送」**する。
- 会員証を返却する(ハサミを入れて郵送)。
これで完了です。 後日、病院側に「〇〇さんが退会しました」という通知(会員名簿の更新)がいく可能性はありますが、事後報告なので文句は言わせません。 「経済的な事情で」と一点張りすればOKです。
注意!「退会のタイミング」にデッドラインがある
多くの県協会では、「次年度の会費納入」の手続きが1月〜2月頃に行われます(口座振替の場合)。 一度引き落とされた会費は、原則として返ってきません。
4月から辞めたいなら、遅くとも「1月中」には退会届を提出してください。 年度末(3月31日)ギリギリだと、事務処理が間に合わず、来年度分も取られてしまうリスクがあります。 思い立ったら吉日。今すぐカレンダーを確認しましょう。
6. 浮いたお金で、自分に投資しよう
看護協会を辞めれば、年間で数万円、10年で数十万円の固定費が浮きます。 このお金は、決して少額ではありません。
ただ漫然と協会に吸い上げられるのではなく、
- 美味しいご飯を食べてストレス発散する
- 新しい勉強のための書籍を買う
- NISAで「オルカン」を積み立てて老後資金にする
このように「自分の幸せ」や「未来」のために使う方が、よほど有意義ではないでしょうか。
7. まとめ:思考停止で払い続けるのはもう終わり
看護協会は、看護の発展のために活動している素晴らしい組織です。 しかし、その活動に共感できず、メリットも感じていない個人が、同調圧力だけでお金を出し続ける必要はありません。
私たちはプロフェッショナルです。 自分の身(賠償責任)は自分で守り、自分のお金は自分で管理する。 それが自立した大人の看護師のあり方です。
「みんなが入っているから」という思考停止を卒業し、固定費をスリム化して、身軽な次の人生へ進みましょう。 退会届一枚書くだけで、あなたの手元には確実にお金が残ります。
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